メディアの報道を読むと、Googleは、あるいはテクノロジー企業の多くはいつも互いに競争していることになっている。まるでスポーツの試合の記事のような報道の仕方だ。しかし競争のみから何か本当に優れたものが出てきたためしはほどんどない。
毎日会社に来てやることといえば、自分とほぼ同じようなことをしている同業のライバルの頭をどうやったら思い切りひっぱたけるかなどと考えるだけの仕事のどこが面白いのだろう? そんことをしているからほとんどの会社は次第に衰退していくことになるのだ。つまらない改良をいくつか加えているとはいっても、毎日基本的に同じことを繰り返しているだけだ。よく知ったことだけやっていれば失敗しないと思うのは人情だが、逐次的な改良を繰り返していればいつか必ず時代遅れになる。特にテクノロジーの世界では非逐次的な、劇的なイノベーションがよく起こるのだからなおさらだ。

http://m.jp.techcrunch.com/archives/20130117the-mind-of-google-why-larry-page-argues-that-thinking-about-competition-is-silly/